西市民病院に入職したのは、神戸市民病院機構の教育体制が整っているところに惹かれたから。看護師として必要な知識やスキルを身に付けながら成長できると感じました。実際に入職してみると、初期の基礎教育が充実していたことはもちろん、さまざまな専門分野の勉強会が定期的にあり、何年目になっても学びたい知識を仕入れることができます。また先輩たちがとても優しく指導してくれるので、働きながら学び、成長していくことができました。

入職時からずっと整形外科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、リウマチ・膠原病内科といった多様な疾患の患者さんが入院する混合病棟に勤務していました。2021年はコロナ専属病棟に勤務しながら、自らの病棟の感染防止にも注力。現在は消化器、脳神経外科の混合病棟に勤務しています。
看護師としてのやりがいを感じるのは、もちろん患者さんが回復していく姿を見ること。数多くの患者さんと接しているうちに、同じ疾患を抱えている患者さんでもそれぞれ背景は違う、という「個別性」を認識できるようになります。それを踏まえたうえで、同僚や他の医療スタッフと協力して適切な看護ができたときの達成感は格別ですね。

今後もさらに患者さんに安心して療養していただくため、丁寧に向き合える看護師でありたいと思っています。そのためにはさらなる知識を学び、技術を身に付けることが不可欠。自らが勤務する病棟で必要な疾患に対する知識やケア・看護技術など、あらゆることに興味を持って学び続けていきたいと思います。