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先輩看護師の声

Voice 09

中央市民病院

専門的な知識に基づき、がん患者さんのつらさや不安に寄り添う

一般外来でがんの薬物治療に来られる患者さんの対応をしているうちに、皆さんの痛切な不安や副作用のつらさなどを目のあたりにしてきました。私にもっとできることはないだろうか、そして治療期の患者さんに適切なアドバイスができるようになりたい…そんな気持ちで入職17年目に認定看護師資格を取得することを決意。当時は育児をしながら教育課程を修了することができるか不安もありましたが、同じく外来に勤める認定資格取得者の先輩からたくさんの助言をいただくことができ、前向きに考えることができました。

院内の長期留学制度を利用することで1年間休職し、期間中は勉強に集中することができました。

外来に復帰後は専門資格を活用して薬物治療中の患者さんに向けて専門性に基づいたアドバイスを実施。とくに副作用に対する支援や、治療による心理的負担への介入などを行っています。
2023年より、認定看護師として外来化学療法センターで勤務。がん患者さんが安全かつ安心して治療を続けられるようサポートを行っています。また他の看護師の疑問や質問を解明してそれを部署内で共有したり、製薬会社担当者からの新薬情報を看護現場に向けて説明したりするのも私の役割です。

看護師は学びが多く、自分の知識や経験を積み重ねてより良い看護に結びつけることができる、やりがいのある仕事です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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