「断らない医療」を支える病棟のなかの男性看護師として
大学から推薦を受けて中央市民病院のことを知りました。入職時から超急性期病院で働くことで、どこでも通用する看護師になれると思い入職を決意。現在勤務しているのは消化器外科・内科、腫瘍内科などの混合病棟です。一般病棟で働くことは自身の希望でした。「1年365日24時間、断らない医療」を提供できるのは、一般病棟のおかげだと考えていたからです。
病棟ではドレーンや体の状態の観察、日常生活の介助を行っています。また外科的治療を受けた患者さんに対しては合併症の予防法など、退院後の生活を見据えた指導も担当しています。
当病棟に所属している男性看護師は私を入れて3名。病棟には男女関係なくフレンドリーな雰囲気があるので、特に働きにくさを感じたことはありません。手術後の痛みなどで動けない患者さんや、介護度の高い患者さんの体位変換など力仕事が必要なことが多いため、男性看護師は頼られることが多いですね。先輩男性看護師とは夜勤明けなどに一緒に食事に行くことも。その際に仕事の相談をすることもあります。
1年目はつらいことも多く、弱音を吐くこともありました。しかしプリセプターさんや優しい先輩たちに支えられ、乗り越えることができました。できることがどんどん増えていくたびに達成感を得て、自分に自信もついてきました。これからも自己研鑽を重ね、後輩たちに頼られる存在になりたいと思います。また、急変時に率先して動ける看護師を目指します。