Voice

先輩看護師の声

Voice 10

西市民病院

呼吸器疾患患者さんの安全な自宅療養のために指導を

慢性呼吸器疾患を持つ患者さんは退院してからも、通院しながら自宅療養を続ける方が多く、自宅で医療機器を利用しなければなりません。その場合、病棟看護師が患者さんやご家族に機械の操作法などをお伝えするのですが、患者さんやご家族がご高齢の場合、操作法が覚えにくいこともあり、不具合などが発生する場合があります。
私は認定看護師として、疾患の知識と機械メーカーから預かった各種医療機器に関する知識をもとに患者さんの疑問に対応。在宅酸素療法や吸入療法などの指導を行って、患者さんが安心・安全に自宅療養を続けられるようサポートを行っています。

入職後、最初に配属されたのが呼吸器病棟。そこで多くの呼吸器疾患患者さんと出会い、少しでも患者さんたちの息苦しさを緩和できるようになりたいと考えるようになりました。その後、整形外科の病棟に配属されましたが、呼吸器疾患看護を極めたいという思いは変わらず、入職9年目に資格取得を決意。整形外科病棟師長に取得の決意を伝えたところ、資格取得に向けた症例体験数の基準を満たすため、何回かに分けて呼吸器病棟で働かせていただきました。半年間の留学制度を用いて東京の日本赤十字看護大学に留学。東京と名古屋の演習所を行き来するハードな期間でしたが、とても充実していたのを覚えています。

専門性を身につけることで、より患者さんに寄り添った看護ができるようになります。呼吸器看護はとても楽しいですよ!

ページトップへ戻る