3人の子どもを育てながら資格を活かして認定活動を実施
救急看護認定看護師として、全身状態の悪い患者さんや悪化のリスクがある患者さんをピックアップし、観察ポイントや悪化の兆候をスタッフと確認しています。また、スタッフからの相談を受けて一緒にベッドサイドへ行って窒息などによる急な呼吸状態の悪化に対応し、フィードバックを行っています。
入職3年目、手術直後の患者さんが急変し、亡くなられたことがありました。そのとき私は目の前にいたにもかかわらず、何もできませんでした。「あの時こうしていたら…」という思いが拭えず、もっと急変に強くなりたい、という思いから、認定資格を取得することを決めました。
分散型の学習方式を選択し、働きながら教育課程を学修。5週間の実習では短期留学制度を利用しました。先輩には面接の練習をしていただいたり、小論文のアドバイスをいただいたりしました。上司からも出会うたびに「頑張ってね」と声をかけていただき、とても励まされたのを覚えています。
現在、子どもが3人いて、4人目を妊娠中なので産休・育休、時短勤務を利用しています。認定活動を時短勤務のなかで行うのは難しいですが、活動時間の確保が難しく忙しい状況でも上司が工夫して時間を作ってくださるので、とても助かっています。看護師として働くうちに自分の興味がある分野がみつかれば、ぜひそれを突き詰めてください。迷わず、諦めず、専門・認定資格にチャレンジしてほしいと思います。