西市民病院
災害支援報告会!
2016.9.20
長引く秋雨前線の影響で北海道・東北など台風被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
私たち西市民病院も21年前の阪神淡路大震災の際は本館の倒壊被害に遭い、自然災害の恐ろしさを身をもって体験しております。
その中から、災害対応病院として防災、災害教育9月15日に「災害支援報告会」が開催され、約60名の職員が参加しました。
まず、はじめに21年前の阪神淡路大震災で、当院が被災した際の状況をDVDで視聴しました。
そして、少し時間は経ちましたが、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震での派遣の様子が3名の職員より報告されました。
① 白井さん(看護師)
~熊本地震日本看護協会要請で「JMAT(日本医師会災害医療チーム)」派遣 2泊3日~
現地での専門職同士での協働、リーダーシップ、マネジメントの難しさを感じました。
② 田中さん(薬剤師) ~東北と熊本へ~
神戸での地震の経験知恵が活かされる場面もありました。地域住民たちと工夫を重ねたが、現場でのニーズは違うと感じました。
③ 岡田さん(看護師) ~神戸での被災そして新潟中越地震の被災地へ~
2回の災害支援活動から見えてきたものは、「前に進んでいくしかない!」ということでした。
小縣副院長より
神戸での震災当時のDVDをみて、当時のことを思い出し
た方も多いと思います。3名の方の報告から、その地域、
現場でのニーズは違い、常に考えて行うこと。そのため
には日頃からの訓練が重要となります。過去の震災の
経験から学んだことを後世に語り継いでいきましょう。