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JICA「草の根技術協力事業」 フィジカルアセスメント(循環)研修の様子

みなさんこんにちは。看護部長の竹橋です。記念すべき第1回目のブログを担当しております。随分と寒くなってまいりましたね。皆さん風邪などひいていませんか? 当院では、平成24~26年の3年間、JICAの「草の根技術協力事業」に参画し、ベトナムの「ダナン産婦人科・小児科病院」の院内の体系的な看護師・助産師教育プロジェクトに協力し、知識・技術向上のための国際協力を行っています。 12月3日~6日まで、第4回のベトナム研修員を受け入れました。今回はフィジカルアセスメント(循環)がテーマです。当院の新人看護師4名と一緒に講義をうけてもらいました。講義と2回のロールプレイをはさみ、その1回目と2回目の演習を経て、日本人研修生もダナン研修員も演習のでき具合を比較しました。 写真:フィジカルアセスメント(循環)研修の様子1 手技を重んじているベトナムでは、フィジカルの手技面にばかり気をとられる姿が多かったです。 写真:フィジカルアセスメント(循環)研修の様子2 写真:フィジカルアセスメント(循環)研修の様子3 そんななか、当院のCNSから、「新人はベテラン看護師の手技を見て、見よう見まねで実践してしまいます。その一つ一つのケアに対し、考えてケアを行っているということを言語化し伝えることが教育では必要です」と付け加えてくれました。 研修員の皆さんには、ここで学んだことを母国に持ち帰って広めてもらう必要があります。確かに手技を学ぶことは大事ですが、なぜそれを行うのか、その根拠やプロセスを理解していなければ、実践に役立てることはできません。 新田さんの一言に、研修員の皆さんもとても納得した様子だったので、少しホッとしました。 医学用語がベトナム語でうまく訳せないことも多々あり、通訳の方には苦労をかけつつも、当院の看護技術や知識を少しでも分かりやすく伝えられるように努力しています。

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