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先輩看護師の声

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西市民病院

糖尿病看護から、さらに幅広く「慢性疾患」の専門看護へ

以前勤めていた病院での経験を合わせると、看護師歴は20年以上。2011年には糖尿病認定看護師の資格を取得しています。長らく糖尿病看護に従事するうちに、幅広く慢性疾患について学び、さらに患者さんに寄り添うケアができる看護師になりたい、と思うようになりました。

そして慢性疾患看護専門看護師の資格取得に向けて大学院に入学。受験準備では英語の勉強にかなり苦労しました。受験前に向けて勤務先から休みを頂いたり、先輩専門看護師からアドバイスを頂いたりして、とても助けられたことを覚えています。

そして2021年に新たな資格を取得。現在は実践的なケアと並行して、看護チームとのカンファレンスを通し、ケアやそれに伴う倫理的な課題について話し合う機会を持つようにしています。またCNSサポート会議で教育委員と協働して、看護の質向上に向けた院内研修の企画を運営。さらに院内の各専門看護師と一緒に病棟ラウンドを行って病態理解や倫理的な問題に関する現場の意見や相談を受け付けています。サブスペシャリティである糖尿病看護分野では、糖尿病チーム会や病棟勉強会を通して、糖尿病看護の醍醐味や質の向上のための方法を共有できるようにしています。

資格取得までは大変なことも多いですが、自分の看護を追求し、患者さんのケアや看護スタッフの支援に役立つ喜びは大きなものです。また、大学院で学ぶことでさまざまな看護師との出会いがあり、大きな刺激を得られます。自分の“やりたい”気持ちとタイミングが会ったときは、迷わず挑戦してください。応援しています!

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