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先輩看護師の声

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西市民病院

大学院で学び続ける姿勢を身につけ、常に自分をアップデート

私の専門看護分野は慢性疾患ですが、サブスペシャリティが糖尿病なので、糖尿病チーム会に所属しています。チーム会には私と同じ資格を持つ看護師が1人所属。そこで患者さんに向けた糖尿病教室の企画・運営や院内研修の講師を担当しています。院外でもフットケアや糖尿病患者さんの療養支援などの研修講師を実施。
また、院内では他の専門看護師とともに倫理研修も行っています。

専門資格を取得したのは2016年。内科外来で勤務している際、糖尿病だけでなく他の慢性疾患を持つ患者さんたちの療養指導を行いました。そのなかで患者さんと看護師との考えや思いの相違を感じるように。患者さん個々に合わせた支援ができるようになりたいと考え、資格取得を決意しました。

大学院での学習は、授業のプレゼンの準備、実習や研究などすべてのことを自分で進めていくことが求められるので大変でした。しかし大学院で学んだことにより、実践や教育に自信が生まれ、常に学習を続けていく気持ちが固まりました。おかげで現在も自分自身がアップデートを続けられているように思います。大学院では本を買うためのお金や実習に行く交通費が必要だったので、休職中に基本給の7割の支給があったのはとても助かったのを覚えています。

修了後は糖尿病内科病棟に配属され、認定審査に向けて実践を積み重ねることができました。大学院での学びは厳しいですが、修了後は今よりもっと看護が楽しくなると思います。

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