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先輩看護師の声

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西神戸医療センター

患者さんと過ごす瞬間ひとつひとつを大切に

専門学校時代、西神戸医療センターで実習を行いました。当時の実習指導看護師がとても熱心に教えてくださったことや、その方の患者さんへの関わり方を見て、忙しいなかにもやりがいを持って働く姿に感動。「そんな看護師になりたい」と思い、当院に就職することを決意しました。

最初に配属された部署は救急病棟。重症患者さんや、お亡くなりになる患者さんも多い病棟です。また救急病棟に入院される患者さんは、すぐに一般病棟に移られます。患者さんと長期間の関わりを持つことが難しいため、限られた時間のなかで精いっぱい寄り添うことが大切だと学びました。命と向き合うこと、自分の行動に責任感を持つことの大切さを学ぶことができたと思います。

現在は整形外科・糖尿病内科・泌尿器科病棟の混合病棟である9階西病棟に勤務しています。この病棟には認知症の患者さんも多く、環境の変化や私たちの対応によっては、せん妄を助長してしまうおそれがあります。患者さんとの関わり方を日々見つめ直し、患者さんと過ごす時間や会話を大切にしています。

やりがいを感じるのは、やはり患者さんから感謝の言葉をかけてもらったり、元気に退院していかれたりするのを見たとき。また、指導した後輩たちが頼もしくなっていく姿からその成長を実感したりすることも、大きなやりがいです。今後もただ時間に追われるのではなく、患者さんと関わるひとつひとつの瞬間を大切にしていきたいと思います。笑顔を絶やさず、患者さんに寄り添うことのできる看護師として、これからも成長を続けます。

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