“食べる”ことは生きる力。安全な食事をサポート。
消化器病棟に勤務しながら、院内の栄養サポートチームである摂食嚥下支援チームのメンバーとして活動しています。食べることが困難な状態の患者さんに向けてチームメンバーと検討しながら適切なケアを実施。より良いケアを提供するために、多職種間でそれぞれの視点から意見を出し合っています。そのなかで私は、チームメンバーが活発にコミュニケーションを図るための架け橋になるよう努めています。
認定資格を目指したのは、消化器がんターミナルの患者さんとの出会いがきっかけ。その方は口から食事をするのがむずかしい状態だったのですが、大好きなメロンをひと口食べて「おいしい」と、涙を流されました。その時に感じたのは「“食べる”ことは生きる力になる」ということ。そして、患者さんの安全な食事をサポートするにあたってエビデンスに基づいた知識と技術を身につけようと、長期留学制度を利用して資格取得に挑戦しました。
研修費の補助と約6か月の研修期間中の給与補助、そして研修後に当院へ復職できるという身分保障があり、安心して学ぶことができました。そして、子どもが通っている院内保育所を継続して利用できたことがとてもありがたかったです。
師長の後押しや、家族の協力がなければ資格取得は実現できなかったと思います。当院には「キャリアアップしたい!」というモチベーションのある看護師を応援してくれる制度が整っています。みなさんもぜひ活用してください!