専門性を活かして集中治療室と病棟の架け橋となる
現在は集中治療室内で、重篤な患者さんの治療・看護に取り組んでいます。自分で言葉を発することができない患者さんの思いや考えをくみ取り、治療環境をより良くすることが目標。また、患者さんのご家族の気持ちを整理し、患者さんとの結びつきを強めるための働きかけも行っています。
人工呼吸器を使用している患者さんの看護に関する相談や看護介入も実施。患者さんの急変を防ぐ「ラピッドレスポンス」というチームでも活動しながら、集中治療室と病棟の架け橋となるのが私の理想です。
入職7年目に、留学制度を利用して大学院への進学を決意。受験前にお休みをいただき、勉強の時間を確保していただくなどたくさん配慮いただきました。くじけそうになるたびに上司や周囲の先輩が「あんたならできる!後悔しないようにちゃんと勉強してきなさい」と叱咤激励してくれました。
留学制度を利用するためには文章能力・英語の読解・書字テストがあるので、準備として論文や英字新聞を読んだり、ライティングを勉強したりしました。
大学院での勉強は好きな分野なので困難は感じませんでしたが、英字論文を読むことが多くなるため英文読解能力と書字能力が必要になります。これは事前の勉強が役立ちました。
看護師として専門性を高めるために進み続けるのには、勇気や信念が必要です。しかし強い気持ちを持ち続ければ、いつかは手が届きます。あなたと一緒に頑張れたら、とても嬉しく思います。