Voice

先輩看護師の声

Voice 04

中央市民病院

手術を受ける患者さんの視点で考える姿勢を大切に

神戸で生まれ育ったこともあり、就職先は地元の病院でと考えていました。いろいろな病院を検討するなかで、地域医療の「最後の砦」を担う三次救急指定病院である中央市民病院で働きたいという想いが強くなっていき、病院の規模、幅広い経験が積める環境、教育制度が充実している点もふまえて志望を決意しました。

私が所属する手術部での看護は、大きく「器械出し」と「外回り」に分けられます。器械出しではドラマで見るような手術を安全・スムーズに行うための介助を行い、外回りでは術前術後に病棟を訪れて、患者さんに治療の説明や不安を和らげるケアを行います。
病棟での看護とは異なり、患者さんと関わる時間が限られているなかで、患者さんの変化にいち早く気づき、臨機応変に対応することが大切です。また、私たち看護師にとっては数多く経験する手術であっても、患者さんにとっては大きな出来事で不安を抱えておられるので、常に患者さんやご家族の立場に立って関わるように心がけています。

こうした看護を実践するためには、専門的な知識や技術が欠かせません。必要なスキルは、手術部で定期的に開かれる勉強会や、先輩方の指導から学べるので安心してください。という私も看護師になって3年目で、まだまだレベルアップしていかなければならない段階。業務の優先順位を的確に判断し、患者さん一人ひとりの全身状態を観察できるようになることが今の目標です。これから看護師として新たな一歩を踏みだすみなさんとも、お互いに高め合っていきたいです。

ページトップへ戻る