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先輩看護師の声

Voice 09

中央市民病院

手術看護の知識・技術を系統的に身に付け、後進の育成も推進

日々進歩する手術医療に対応すべく、手術看護の知識と技術を系統的に習得しようと考え、認定看護師の資格を取得しました。また、患者さんのニーズをさらに把握し、思いに寄り添う看護をしたいと思ったことも大きな理由です。現在は手術侵襲を最小限に抑えながら合併症を起こさず、かつ回復過程が促進されるような看護実践を行っています。患者さんが安心して手術を受けられるよう、環境整備やマニュアル整備を行い、手術看護の質の向上やチーム医療の推進にも取り組む毎日です。
手術看護の魅力を後輩スタッフに伝えるだけでなく、周術期看護や継続看護を意識して他部署スタッフとも手術看護のスキルと重要性を共有しています。部署内の学習会にとどまらず病棟看護師を対象とした研修も開催し、スタッフの育成に取り組んでいます。

資格取得では自分自身の不安をコントロールすること、モチベーションの維持が必要でした。経済面や日常生活の維持、課題の多さなど困難はありましたが、ともに資格を目指すかけがえのない仲間に恵まれました。時折、病院に顔を出して気分転換したり、すでに同じ資格を取得していた先輩に相談に乗っていただいたりしたこともあります。

現状よりも専門的なことを学ぶのは、決して楽なことではありません。資格を取得してからも、常に学び続けることも必要。しかし、新しい知識を得ることは楽しみであり、感じるやりがいは大きいです。現在は資格の選択肢と可能性もさまざまです。あなたが自分の「なりたい姿」を大切にしながら、一緒に働ける日を楽しみにしています。

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