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先輩看護師の声

Voice 08

中央市民病院

看護チームの一員として、そして指導担当者として

看護学校の実習では、患者さんの状態が日々変化する急性期病院は自分には向かないのではないかと思っていましたが今では入職7年目。7階東病棟で働いています。この病棟は泌尿器科・呼吸器外科・呼吸器内科・神経内科・外科の混合病棟。周術期の患者さんは、術前の不安、術後の生活、再発の可能性など、さまざまな不安や悩みを抱えておられます。患者さんやご家族からの情報を元に、在宅でも安心して生活できるよう、退院指導に力を入れています。

コロナの流行期には専門病棟に応援として勤務。患者さんが亡くなる場面もあり、その際は面会が十分にできなかったことから涙を流すご家族の方を目にしてきました。
患者さんやご家族の不安は尽きません。患者さんのお話を傾聴し、ご家族にお伝えすることで、少しでも不安を軽減できるよう努めています。

患者さんから「ありがとう」と言われることは、今も日々のやりがいです。また、現在は教育担当として4年目。昨年は新人看護師の教育を行いました。一人ひとりの教育に悩むこともありましたが、新人たちも、もう2年目。その頑張りや成長する姿を見てきました。今では彼・彼らは頼もしい存在になっています。こうして教育に貢献できていると感じたときは、また別のやりがいを感じますね。

2023年度終末期ケア専門士の資格を取得しました。2025年問題や、20年間で170万人が亡くなると言われている多死社会を前に、看護師としてもう一段スキルアップし、ケアや看護を提供したいと考えています。

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