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先輩看護師の声

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中央市民病院

患者さんの個別性を尊重した看護を重視

中央市民病院は実習で訪れた病院です。また神戸市民病院機構は、新人看護師への教育体制が充実しているため、入職を決めました。初めて配属されたのが9階西病棟。感染症科・皮膚科・整形外科・呼吸器外科などの混合病棟でした。結核など、隔離が必要な患者さんの入院も多く、積極的にコミュニケーションを取ったり、頑張りを励ましたり、少しでもストレスを軽減することを考えて看護に当たりました。

その後、産休を経て復職。次に配属されたのが、循環器・心臓血管外科・腎臓内科の混合病棟である4階東病棟です。患者さんに指導する内容も多岐にわたりますが、一方的に指導するのではなく、患者さんの生活スタイルや日常生活で大切にされていることなどと、どう折り合いをつけていくかを重視しています。

この病棟の患者さんは、心不全で状態が悪くなった方や、心臓の術後の方、腎不全のために透析をする方などさまざまです。やりがいを感じるのは、そうした一番苦しい状態から、治療やリハビリを乗り越えて退院するまでの入院生活の援助を、一番近くでできること。患者さんの頑張りを認めるような言葉をかけることができたとき、患者さんに笑顔で「ありがとう」と言っていただいたときは、看護師になって本当に良かったと思えます。

今後も常に患者さんやそのご家族の立場に立って、最善の看護とは何かを考え続けます。そしていつも患者さんに誠実な看護師であることを心掛けながら日々努力を重ね、学び続けたいと思います。

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