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先輩看護師の声

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西神戸医療センター

患者さんもスタッフも安心して化学療法に取り組めるように

資格取得以前からがん看護に興味を持ち、さまざまな研修に参加しながら看護を続けてきました。どんどん新しい薬や治療方法が出てくるなかで、さらに薬や副作用について学び対処方法を身に付けることで、患者さんに正しい情報を提供できます。そして資格を取得することで、治療選択のサポートや副作用対策の指導を行えるのではないかと考えました。そして知識を活かし、スタッフも患者さんも安心して化学療法に取り組めるようにしたいと思いました。

資格取得の教育課程前に1週間、院内の外来化学療法センターを見学。その後、長期留学制度を利用しました。その間は休職扱いですが、基本給の7割が支給されます。また資格取得後に、入学金などの補助を受けることができました。

現在は外来化学療法センターに主任として勤務し、スタッフからの相談を受けたり、患者さんへの副作用の指導を行ったりしています。また、部署スタッフ対象の勉強会や院内・院外を問わず看護師を対象とした勉強会も開催。化学療法に関係した院内マニュアルの修正や、新しく導入された化学療法用の輸液ルートに関する説明会の開催なども行います。

スペシャリストの資格は簡単に取れる資格ではありませんが、まずは興味を持ち、自分自身がどうなりたいかをしっかり考えることが大切だと思います。資格を取った後も新しい知識を学び、院内の看護の質を向上させるために何ができるかを考えながら私自身も看護を実践しています。院内にスペシャリストが増えてくれれば、私たちも心強いです。ぜひ挑戦してください。

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