Voice

先輩看護師の声

Voice 03

中央市民病院

(左)プリセプター

一方的に指導するのではなく、一緒に課題を解決して成長

1年目ははじめて経験することばかりなので、不安を感じるのが当たり前です。プリセプティには、患者さんが入院されている間のケアだけでなく、退院後の生活を見据えた支援もできるようにサポートしています。また、私たちの病棟は終末期の患者さんが多いので、残された時間を悔いなく送っていただけるように、患者さんに寄り添うためのアドバイスをしています。

指導する際には、こちらの意見を一方的に伝えるのではなく、プリセプティの気持ちを聞きながら一緒に解決していけるように努めています。私が担当しているプリセプティは、入職した頃は目の前の業務に追われて、課題をそのままにするところがありましたが、今は自分の看護を振り返り、改善に取り組めるようになりました。私もしっかりとサポートできるように、根拠に基づいた看護を実践し、言葉で伝えられるように成長していきたいと思っています。

(右)プリセプティ

課題に対して“何を・なぜ”までしっかり話し合って解決

入職して間もない頃は右も左もわからない状態で、自分がこの先どのように成長していけるのか想像できず、とても不安でした。そんななかプリセプターさんがいつも親身になって話を聞いてくださったおかげで、前向きな気持ちになれました。

看護実践で特にむずかしいのは、さまざまな業務を適切・効率的に行うことです。ある時、自分の頭の中で整理がつかずパニックになりかけたことがあったのですが、プリセプターさんが、何に困ったのか、どうして焦ってしまったのかを一緒に考えてくださり、自分の課題と解決の糸口が見えてきました。
新人看護師にとってプリセプターさんは大きな存在。毎日一緒に1日の看護を振り返り、1ヶ月ごとにできたことと、できなかったことを明確にすることで、今の自分に合った目標を立て、成長につなげられています。

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